初めてダウントウを使いたい!という人に、とてもおすすめのシューズです
日本人の足型と合っており、ストレスを感じずに使用できます
また、オールラウンドに全てのムーブを、高いレベルでサポートしてくれます
これといって特徴はないのですが、裏を返すとクセがなく非常に使いやすいシューズと言えます
女性用のVSRとしてVS WOMEN’Sがあります
最後にVSRとVSWの違いと乗せてあるので、ご確認ください
この記事では実際に私が半年ほど使用したレビューを元に、VSRを紹介しています
- こんな人にオススメ!初めてのダウントウ
- クセなく広く使いたい
- 柔らかめのシューズが欲しい
形状
緩やかなダウントウなので、初めてのダウントウでも違和感が少ないです
ターンインがキツくないので、足入れがいいのもポイントです
また、足幅を広めにデザインされているので、足幅の広いアジア人に合います
- 初めてのダウントウにうってつけ
- 足入れが楽で、痛くない
ソール
インスティンクトVSはソールにビブラムXS エッジを使用していましたが、VSRではビブラムXS Grip2を採用しています
ビブラムXS エッジは硬いソールです
ジムで使うにはやや硬く、ピンポイントでホールドを踏み抜かないと、弾かれてしまっていました
それに対して、ビブラムXS Grip2は柔らかく、グリップ力が向上しています
そのため、VSほどシビアな足置きは要求されず、ボテに対しても安定した足置きが可能です
インドアで使用するなら、インスティンクトVSRがオススメです
ちなみに厚みはVSR、VSW共に、3.5mmです
- 適度な柔らかさで、グリップ力もある
- ジム履きにちょうどいい
ヒールフック
ヒールは柔らかく、潰しながらヒールをかけるイメージです
柔らかいのでヒールの感触も足に伝わってくるため、ヒールが効いているかどうかがよくわかります
3級に上がりたての人にはわかり辛いと思いますが、上手くなればシューズと会話しながらヒールをかけます

ヒール効いてる?

まだダメ!

これでどう?

大丈夫だよ!
こんな感じでシューズと会話します笑
柔らかいシューズだと会話しやすいので、会話に慣れていない中級者にはオススメです
- ヒールが効きやすい
- シューズと会話しやすい
- 柔らかいのが災いして、ジブスやカチにはかかり辛いです
トウ
トウには広めにラバーが貼られており、トウフックの有効面積は広いです
トウの効き具合は、一般的な柔らかい系シューズと同じくらいかかります
トウに不自由することは、ないかと思われます
- トウはしっかり効く
ベルクロ
1本締めベルクロなので、トウフックをする時に邪魔になりません
また、ベルクロも丈夫なので多少キツく絞めても、千切れることは中々ないです
ベルクロのデザインも消えないので、いつまでもかっこよく保てます
- 丈夫なベルクロなので千切れない
- 1本締めなので、トウフックの邪魔にならない
おすすめグレード
幅広くサポートしてくれるシューズですが、自分の弱点を補ったり、長所を伸ばしたりするには不向きです
2級より先に行こうとすると、そういった観点が必要になるので、別のシューズを検討した方がいいでしょう
逆に言えば、2級までは基礎をしっかりと鍛えるフェーズなので、尖った性能のシューズではなく、インスティンクトVSRのようなマルチなシューズがいいでしょう
- おすすめグレードは2〜4級
サイズ
少し伸びるシューズですが、柔らかさを活かしたいので、あまり攻める必要はないです
私は足の大きさ24㎝で、シューズはEU39½でした
- 柔らかいシューズは、攻めすぎNG
VSRとVSWの違い
インスティンクトVSRとVSWの違いは、シューズの幅とヒールのみです
VSWの方が細身、小型に作られています
ソールのビブラムXS Grip2のままです
大体の女性用ボルダリングシューズはソールが薄くなっているのですが、VSWでは3.5mmのままです
女性の方が体重が軽いので、相対的にソールが硬く感じるかもしれません
足の細い男性も使用できる作りになっています
- 女性にフィットする足型で作られている
- ソールは男性と同じなので、硬く感じるかも
まとめ
どこかに特化したシューズではありませんが、全てのムーブにおいて高いレベルでサポートしてくれます
最初のシューズを卒業したら、このシューズを一番に勧めるくらい、素晴らしいシューズです
このシューズを履き潰しても3級であれば、もう一度購入してもいいと思います
- めちゃくちゃオススメのシューズ
- 全てのムーブに対応できる
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