限界グレードを上げたい!グレード毎の重点項目!

ボルダリング

みなさん強くなりたいですか?

なりたいですよね?更にいえば楽に強くなりたいですよね?

この記事では各グレードで、「どの技術、筋肉が必要か」を紹介しています。

ポイントを押さえれば上達のスピードが上がるので、意識して見てください。

あくまで主観ですので参考までに見て下さい。


10〜7級

術:三点支持

筋肉:特になし

ボルダリングの超基本である3点支持。

これをマスターすれば、どんな課題でも落とせるでしょう。


6級

技術:正対、側対、スメア

筋肉:指力(ガバを引っかける程度)

6級からはムーブを求められる様になります。

筋肉のある男性は自然に正対が出来るので躓かないが、そうでない人は正対、側対、スメアをマスターしましょう。

また指で引っかけて持つ方法・腕を伸ばして持つ方法を習得すると、今後の伸びがだいぶ違います。


5級

技術:ヒールフック、デッド、ホールドの持ち方(ラップ、ピンチ等)

筋肉:指力

5級を落とすにはムーブや持ち方を知っていなければ厳しいです。

インターネットや本、ジムスタッフ、常連さんに教えてもらいましょう。

特にジムスタッフや常連さんは、状況にあったアドバイスをしてくれるので有り難いです。

実力が近い人は話しやすいだろうが、上級者の方が教え方は上手いので思い切って声をかけてみよう。

友達を作ることが上達の最短経路です。

ピンチやパーミング、カチ等は指力を鍛えると持てる幅が広がります。

怪我をしない程度に鍛えよう。

※指力と握力は違うので注意

4級

技術:キョランジトウフック等全てのムーブ(真似っこ程度のレベル)

筋肉:保持力

登る頻度:週1回

4級といえば立派なクライマーです。

セッターもそう考えて課題を作るので、全てのムーブが出てくる可能性があります。

肩や胸に筋肉が付き始め身体もクライマーになってきます。

月に1,2回のペースでは難しくなってくるので、週に1日はジムに行きたいです。

そうすればトレーニングをしなくても必要な保持力は手に入る筈です。


3級

技術:全てのムーブの洗練、指先で乗る、重心移動

思考:ホールドの微視化、力の向きとバランスの理解、腰を意識する

筋肉:ムーブのイメージを体現化できる程度、ダイエット

登る頻度:週2回

3級を落とせる頃には週に2,3度ジムに通い、常連なっているでしょう。

4級では模倣程度のムーブで落とせますが、実践クラスの精度、状況に応じての対応力が求められます。

どのムーブにおいても、腰を意識すると綺麗なムーブになりやすいです。

また、力の向きとバランスを考えれば、重心移動や指先で乗る技術も付いてきます。

3級で習得したムーブを、これから先ずっと使う事になります。

そのため我流で登っていると今後の修正が大変になります。

頭を使いながら、基本に忠実に登りましょう!

カチやポケットなどの指への負担が大きい課題が増えてきます。

自重が重いとケガのリスクが大幅に増えます。

最低でも一般の人に「太ってる」と言われない程度にはダイエットしましょう。

それ以上のダイエットには、賛否両論あるので割愛します。


2級

技術:更なるムーブの洗練(特にトウ、ヒール、ランジ、デッド)、距離出し、壁に入る、足を残す

思考:楽しむ心、諦めない心、小さな怪我を恐れない

筋肉:保持力(特にカチ、ポケット、ピンチ)、体幹

登る頻度:週2〜3回

2級の攻略方法は別途記事にする予定です。

2級ともなると腕への負担が大きくなります。

足が残っているだけで負荷は随分と違うので、ヒール、トウは重要です。

良い所を持てれば保持感もずいぶん変わるので、そこをまで出るためのランジやデッドなどの距離出しの技術が必要です。

壁に近づけると遠くのホールドを取りやすくなるが、拳やヒジをぶつけ易くなります。

多少の擦り傷、爪の剥がれは恐れずにトライしましょう。

※血が出ないケガは大きいケガである事が多いです。

ヒザや腰、胸、肩に違和感を感じたら直ぐに整体などの先生に相談しましょう。

2級を落とそうと思うと、趣味ではなく修行の様に感じてきます。

クライミングについて見つめ直してみるのもいい機会でしょう。

みんな3,2級で停滞するので、焦る必要はないです。

何より大事なことがトライし続ける気持ちです!


1級

技術:足や体幹で腕への負荷を下げる、上手な振られ方、上半身と下半身の連動

思考:逃げない心、落ちまくる勇気

筋肉:保持力(特にカチ、ポケット、ピンチ)、体幹、イメージを無理矢理ムーブにするだけの筋肉

登る頻度:週3〜4回

1級の攻略方法は別途記事にする予定です。

1級はボリューム層から抜けたグレードであり、敬遠されがちなグレードです。

そのため1級に挑戦できる実力を持ちながら、トライしないクライマーが多い印象です。

ここで「落とせる実力」ではなく「挑戦できる実力」と書いた理由が重要です。

2級〜1級の壁は非常に厚く、2級をどれだけトライしても早々乗り越えられるものではありません。

1級を落とす実力は1級をトライすることでしか得られません。

それだけ分厚い壁なので、1級をトライし始めた頃はスタートがきれない、1手目が取れない となることでしょう。

絶望を感じると思いますが、トライを重ねれば進めるようになってきます。

進行スピードが2級の時と比べて非常にゆっくりなので、成長していないように感じますが、まちがいなく成長しています。

私の経験からすると、止まらなかった手が止まるようになるためだけに、20トライ近くは打っていました。

課題を落とす頃には300トライにも及んでいました。

1級を落としている人がかっこいいのは、どれだけ失敗しても諦めなかったからかっこいいのです。

「100トライで落とせたらラッキー」くらいの気持ちで取り組みましょう。


初段

強くなったら追記予定

初段だって人間用に作られた課題です。

出来ない道理はない。

まとめ

以上の内容が各グレードを攻略する時に心掛けた点です。

主観100%の内容なので、必ずしも当てはまるとは思わないで下さい。

ただ少しは参考にしてくれると嬉しいです(笑)

あとセッションはいいですね。

自分しか持っていないコツ・技術、他人しか持っていないコツ・技術をシェアできます。

持っていないコツや技術が手に入ると実力は格段に上がります。

自分で探すと大変な時間がかかりますが、セッションなら一瞬です。

成長を爆発的に促してくれます。

知らない人にも声をかけてセッションしましょう!

名前なんて知らなくても、セッションは出来るんです(笑)

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