サイファーについてはこちらを参照(未作成)
ダブルダイノについてはこちらを参照(未作成)
ジムでジャンプしながら、ホールドを取っている人がいますよね
ボルダリンを初めて数ヶ月は、このムーブをしている人を「かっこいい!!!」と眺めていました
いつまでも憧れてばかりいられないので、このムーブをマスターしましょう!
初心者の頃はとても難しいムーブに見えますが、基礎を押さえてしまえば簡単です
(奥は非常に深いですが。。。)
マスターすれば初心者から羨望の眼差しをもらえます(笑)
また高難易度の課題では毎回の様に出てくるムーブなので、ぜひマスターしましょう
ランジとは
別名:ダイノ
取りたいホールドが遠くて、届かない際に用いるムーブです
身長の小さい女性や高難度の課題に取り組む際は必須です
壁の中でジャンプをしながら、目的のホールドを取りに行きます
当然両足は壁から離れますし、状況によっては両手ともホールドから離れます
腕ではなく足の力を利用して飛び出ます
慣れないうちは手足をホールドにぶつけることが多く、青アザや擦り傷が絶えませんが我慢しましょう
ボルダリングは怪我をするスポーツです(笑)
足で蹴る
足は腕よりも筋力があるため、発射は足で行います
足でジャンプするので、足に体重が乗っていないと飛び出せないです
そのため足に乗り込んでから蹴るという流れになります
または、重心を落とし膝を曲げ力を溜めてから出ます
床面で高くジャンプしようとすると、一旦屈伸の姿勢になって力を溜めますよね? アレです!
最初は飛ぶことに慣れるため、足メインで飛び出すのもいいでしょう
壁から離れない
壁を蹴るイメージで発射すると、どんどん壁から離れてしまいます
目的ホールドの高さに到達したはいいものの、壁と体が離れすぎている。。。なんてことになってしまいます(下図③)
そのため壁に沿って(下図②)・発射時は体を壁から離して、壁に向かって発射(下図①)して、壁の近くでホールドを取る必要があります
フットホールドを斜めに踏んでいると壁から離れるように出てしまうので、上体を起こしながら真上からホールドを踏んであげよう

振られ
少し難しいので、1級にチャレンジする実力になったら思い出してください。
ランジは足を切りながら出るので、振られの影響を受けやすい
あらかじめ振られる方向を予測して、備える事で振られを耐えやすくなる
また、振られを軽減することも重要である。(詳細は振られ方(未作成)を参照)
振られは重心の移動により起こり、移動の幅が大きければ振られも大きくなる
逆に言えば移動の幅が小さければ、振られも小さくなる
直線的にホールドを取りに行くと、重心は元々の場所に残りやすい。(下図②)
対してアーチ状に出ると、重心が取るホールド側に行くので振られが少ない。(下図①)
腰を横に出すことを意識してみよう

残す手
少し難しいので、2級にチャレンジする実力になったら思い出してください。
ランジをする際、出さない方の手の働きは非常に重要です。
その手には以下の四つの仕事がある
- 体の引き上げ
- 体の舵取り
- 振られを耐えるための壁プッシュ
- 引く動作からプッシュへの移行
①体の引き上げ
足だけでは距離が稼げない場合、最後の方で腕を使って体を引き上げます
②体の舵取り
体が壁から離れないようにするため、手で舵を取る必要です
左右への微調整は足で行うのが難しいので、手で行うと良いです
また、前項で説明したアーチ状の出方は、この舵取りが必要です
③振られを耐えるための壁プッシュ ホールドを取る際に、出さない方の手も切れてしまう時の動き
振られた後、戻りの振られを止めるために使います
④引く動作から押す動作へ
引くという動作は、ホールドより重心が低い時に有効な動作です
プッシュはホールドと重心が同じライン、もしくは上の時に有効です
ホールドより下にあった重心が、出た後は上にあるので動作を変更する必要があります
ホールドを取る瞬間に、視線を残す手に戻すと自然とプッシュになり易い。
・まとめ
- フットホールドを真下に踏む
- 壁から離れない
- 振られを予測する
- 残す手を意識する
- アーチ状に取りに行く
これらを意識しながら行うと、やり易いでしょう
ダイナミックな動きなので、怪我をする覚悟を持ってトライしてほしい
これであなたも中級者の仲間入りだ!
一応広告
怪我にはテーピングや傷パワーパットがいいですよ
コメント