お手軽!最強ムーブ!初心者でも簡単!キョン

ジムであらぬ方向にヒザを折り曲げて登っている人を見た事がありますか?

なんであんな無駄な事をするんだ?という疑問を持った事を覚えています。

実際にやってみると驚くべきムーブでした。

もはやズル(笑)

今回はキョンについて書いていきます。

 


・キョンとは

別名ドロップニー、池田ステップ

膝を身体の内側に捻って壁に入るムーブです。

筋力の少ない女性や、身長の足りない人、デットで止める保持力が無い人はマスター必須です。

ただ後述しますが、多用厳禁です。

もっとも怪我の多いムーブです。しかもスポーツ人生を左右するほどの、重大な怪我になりやすいです。

 


・やり方

出したい手側の足を上げます。

腰を壁に近づけながら、膝を内側に折り込みます。

たったこれだけです。

簡単でしょ(笑)

 


・これのなにがいいの?

・遠くのホールドをスタティック(ランジなどせず)に取りにいける

・腕の力をあまり使わない

 

・遠くのホールドをスタティックに取りにいける

壁と肩が密着するので、遠くのホールドが取りやすいです。

・腕の力をあまり使わない

足でバランスを取っているので、腕はあまり意識しなくて大丈夫です。

このように力で壁に入る事のできない女性には必須のムーブ

 


・コツは?

膝を内側に入れるのと同時につま先も回転します。

べたっと足を置いている場合、先端が壁にあたり上手く回転ができません。

そのため回転しているときは親指の辺りで点で乗るイメージの方がいいです。

回転が終わり固定させるときに面に変えましょう。

 


・なにが危険なの?

ヒザの強度は自重を支えたり、着地の時瞬間的に大きな負荷に耐えられる程度です。

キョンは場合によっては体重以上の力を継続的に掛け、更に回転を加えるというドMな所業をやってのけます。

キョンの体勢のままランジすると目も当てられません。

キョンは強固に決まるので不意に落ちた際、解除が難しいです。

意識していてもなかなか難しいです。

膝十字靭帯損傷、半月板損傷など手術や入院が必要な大怪我になります。

キョン状態で核心を迎える課題は、それなりの覚悟を持って取り組みましょう。

その為、自分は殆どやっていないです。

意識的に使用頻度を下げた方が良さそうです。

 


・まとめ

力を使わずスタティックに壁に入れる非常に優秀なムーブです。

またムーブ自体もシンプルで習得しやすいのも特徴です。

しかし膝のダメージは大きいので多様は控えましょう

大きい部位程完治には時間がかかります。

また、身体の硬い人は正しい体勢になれず、更に負荷が大きくなるので使用は控えましょう。

簡単だけど代償は大きい、そんな悪魔のようなムーブだと覚えておいて下さい。

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