脱初心者!ヒールフックを決めるコツ

テクニック

初めてジムに行った日に腰まで足を上げ、ホールドにカカトを乗せるムーブを見て衝撃を受けました。

こんな身体の使い方があるんだ!自分もいつかはコレが出来るようになりたい!そう思った記憶が強く残っています。

このムーブの事をヒールフックと言い、派手な割に簡単で上級者感を出せます。

私自身も、ボルダリングを初めて1週間程で出来るようになりました!

ヒールフックってなに?

前述の通り腰あたりまで足を上げ、カカトをホールドに乗せるムーブです。

腕ではなく足で身体を上げることが出来るので、筋肉の少ない女性や初心者にオススメのムーブです。

初心者にオススメですが、上級者になってからも多用するのでマスター必須です。

どうやってやるの?

腰辺りの高い位置のホールドにカカトを乗せます

カカトを中心に爪先の先端を身体と反対方向に回転させます

この時に膝を極力壁に近づけましょう

この動きをすると重心がヒール側に移動して行きます

ある程度の所まで行くと、バランスが取れていると感じるポイントまで来ます

そうなれば次のホールドを取りに行けるはずです

コツを教えて!

ヒールフックのコツはズバリ2点です!

  • 重心移動を感じる
    • ヒールの上に重心を移動させる事で、ヒールが効いてくるので重心移動は大切です
  • ヒールしてない方の足
    • バランスを整えるために、必要です

この足をずっとホールドに残していると、重心移動に制限が掛かってしまします。

ヒールで身体は支えられているので、もう一方の足で身体を支える必要はないのです。

ヒールが効いてきたら思い切って足を離してしまいましょう。

コレにより重心移動の制限から解放され、上方向にも出やすくなります。

乗せられるホールドもないので、この足は壁に当てておきましょう

場所はひとまずどこでも大丈夫です

気持ちいい所で大丈夫です(笑)

重心移動と共にトントンして、足も移動してあげましょう

ここが危ない!!!

ヒールフックはかなり強固に足を固定できます

その為、落ちる際にヒールが掛かったまま落ちる事があります

コレを”(ヒールを)残置する”と言います

ヒール以外にも残置するムーブは沢山ありますが、ヒールの場合頭から落ちるので非常に危険です

ヒールを掛けるときは、必ず頭の片隅に落ちる事を想定しておきましょう

どうしてもヒールが決まらない!

どうやってもヒールが決まらない場合は、次のような原因が考えられます。

  • 重心移動を感じられない
  • シューズが脱げる
  • 決まっている感覚がない

・重心移動を感じられない

ヒールしていない足に、重心が残りすぎています

全てをヒールに預けるつもりで、足をホールドから離しましょう

・シューズが脱げる

足型があっていない、サイズが大きすぎる可能性があります。

アジア人はカカトが出ていない人が多いので、欧米のメーカーだとヒールが余ってしまいがちです

個人的にはオーツン、ブトラ、スカルパが合っていました

・決まっている感覚がない

こちらの場合はヒールカップが硬すぎて、感覚が伝わってきていない可能性があります

実際に出てみると決まっている事が多いんですけどね(笑)

シューズのヒールには乱暴に言えば2種類あります。

・硬いヒールカップ

(ソリューションなど)

・柔らかいヒール

(ハイアングルやインスティンクトVSRなど)

硬いヒールカップだと力が分散しないので、極悪ホールドにも掛けやすいです。

ただ感覚は伝わって来ません。

上手くなれば効いているか、わかるようになります。

柔らかいヒールだとその逆で、力が分散してしまう代わりに感覚は良いです。

初心者、中級者のうちは柔らかいヒールオススメです。

初心者にオススメのシューズ

5.10のローグ

キャラバン Caravan メンズ ボルダリング シューズ ローグVCS 1400429 5300

オーツンのオゾン

オーツン Ocun オゾン ( Blue / Yellow ) ★ ロッククライミング ・ クライミングシューズ ・ ボルダリングシューズ ★

その他にも初心者用のシューズであればヒールは柔らかく、安いのでオススメです。

まとめ

・重心移動を感じる

・ヒールしてない方の足

・落ちた時のヒールの処理

この3つを意識してヒールフックを掛けましょう。

これであなたも脱初心者だ!!!

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